Trouble example
歯並びのお悩み解消例
八重歯
八重歯の治療法には、抜歯・非抜歯・削るなどの治療法があります。
- 抜歯する場合
- 抜歯をすることでスペースを確保し、顎全体に余裕ができるので、楽に歯が動くことがあります。抜歯による治療は、主に歯の大きさに対し顎が小さい場合に行われます。
- 非抜歯
- 矯正治療で奥歯をずらし、八重歯が移動できるスペースをつくる・歯列全体を拡大させて移動させるといった方法があります。
- 削る場合
- 歯一本一本を削り、横幅を狭くすることです。削るといっても0.2~0.5mm程度なので見た目には分かりません。
治療法は患者さまの歯並びや生活習慣などによって、適した治療法が異なることがあります。八重歯治療をお考えの方は、一度、ご相談ください。
- 治療例:10才5か月
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- 治療例:11才9か月
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- 治療例:12才8か月
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- 治療例:12才10か月
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出っ歯
大人の場合
突出具合がひどい・顎が小さい場合には歯を抜くことで前歯を下げるスペースをつくっていきます。歯を移動することで歯並びを整え適切な噛み合わせになることが期待できます。
歯を抜かない場合、遠心移動で前歯から奥歯までを後ろに移動させたり、歯列の幅を側方に押し広げる側方拡大などで治療する方法があります。
前歯が中に入ることで、口元の変化が得られることが多くあります。
子供の場合
- 単純に上顎の前歯だけが前に出ている場合
- ・(前歯があまり重なっていない)矯正装置を使用して前歯の角度を変える
・(前歯が重なっている)6歳臼歯・小臼歯の順に下げた後に、前歯も重なりを取った上で下げる。
- 下顎が引っ込んでいることで出っ歯に見えてしまう場合
- 下顎の骨格を前に持ってくる
- 下顎は問題ないが、上顎の骨格が前に出ている場合
- ・永久歯が生えそろったタイミングで小臼歯を抜歯し、できたスペースに前歯をもっていく
・前歯をさげるために、上顎の骨格を横に拡張する
・6歳臼歯を下げた後に、小臼歯・前歯を後ろに下げる
お子さまの歯の状態は、成長や食習慣などによって一人一人異なります。そのため、治療を受けるお子さま全員がこの治療になるとは限りません。
不正咬合の治療は、乳歯列期~混合列期のお子さまであれば、成長過程の顎を大きくすることが可能です。
成人になると顎の成長は止まっているため、顎の成長を利用した改善は難しくなります。
歯が並ぶスペースがない原因が、顎の大きさと歯のアンバランスにある場合、歯を少し削る方法(スライス)や抜歯を行う必要があります。
- 治療例:12才0か月
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- 治療例:13才8か月
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- 治療例:18才9か月
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